Zoomストップ!とりあえずGoogleハングアウト

2020年4月5日 (更新日:2020年4月5日)

Zoomストップ!とりあえずGoogleハングアウト:【Web会議 注意】Zoombombin...


【Web会議 注意】Zoombombingのため、とりあえずGoogleハングアウト

先日ご紹介しましたWeb会議サービスZoom。
その後にmacOS版にマルウェア的要素が発覚したり、ZoombombingというZoom会議に悪意を持って侵入し不適切な画像を共有して会議を荒らす行為など色々な問題がZoomで発覚しました。
米司法省も乗り出して結構な騒ぎになっています。
米司法省はZoom利用者に対してZoombombingを防ぐために下記の注意事項を紹介しています。

・会議を公開しない
・SNSに会議へのリンクをしない
・画面共有設定をホストのみに変更する
・Zoomの最新アプリを使う

など注意を呼びかけています。
あくまでも米国の話ですがZoombombingを行った人は逮捕また罰金の対象になるようです。

それを受けてZoom側は下記の対策を行うとアナウンスされています。

・iOSアプリのFacebook SDKの削除
・Macアプリの脆弱性の修正
・WindowsアプリでUNCリンクをハイパーリンクにする問題の修正
・会議室を乗っ取るZoombombingの対処法を説明するブログの公開
・教育機関ユーザー向けガイドやプライバシーポリシーの公開
・LinkedIn Sales Navigatorアプリに不適切な機能があったため、このアプリを削除
・エンドツーエンドの暗号化をしていると誤って表記したことへの謝罪と説明するブログの公開

そして向こう90日間は新機能追加を停止、次の取り組みに専念します。

・社外の専門家やユーザーと共同でのサービス全体をレビューする
・透明性レポートを準備
・現行のバグ発見報償機プログラムの強化
・業界全体のCISO(情報セキュリティ管理最高責任者)評議会の立ち上げをする
・侵入テスト実施による問題の特定と対処
・これらの取り組みの進捗を毎月報告する

ということで騒動が収束するまで他のWeb会議サービスを使った方が安心ということでGoogleハングアウトをオススメします。

Web会議でGoogleハングアウトを勧める理由

パソコンかスマートフォンを持っていればGoogleアカウントを持っていることが条件で簡単に使用する事が出来ます。
パソコンの場合はGoogleアカウントとブラウザがあればすぐにでも使えます。
スマートフォンの場合Androidは標準装備ですがiPhoneではハングアウト用のアプリをダウンロードするよう要求されますが無料ですのでそのままダウンロード。
ハングアウト自体も無料で使う事が出来ます。

Googleハングアウト使い方

Googleハングアウトは2013年から無料で提供しているチャットやグループチャット、ビデオ通話、音声通話などが利用できるコミュニケーションツールです。
ビデオハングアウトは15名までの共有が可能です。
Zoomは最大50名ですので最後はZoomでしょうか。
Gmailからでも行けますが下記アドレスからログイン。

Googleハングアウト

Googleハングアウト・ログイン

ビデオハングアウトはまずアイコンをクリックします。
「他のユーザーを招待」ダイアログが出てきますので招待状を送信。

他のユーザーを招待
ハングアウト開始

このよう形でビデオ通話できるようになります。

ハングアウト画面

例えばこちらのアプリケーションなど画面を使って説明したい場合は共有して相手にこちらの画面を表示させる事が出来ます。

画面を共有
共有画面

こちらの画面がそのまま相手に表示されています。
終了する場合は赤色の受話器のマークを押します。

ハングアウト終了