Google Meetが個人向け無料開放!Zoomに対抗

2020年5月1日 (更新日:2020年5月1日)

Google Meetが個人向け無料開放!Zoomに対抗:Google Meetが個人向けに無料開...


Google Meetが個人向けに無料開放 Zoomに対抗

以前このブログでGoogleハングアウトについて書きました。
内容はZoomが3月までは1000万人だったユーザー数が現在では3億人にまで急激なユーザー数を獲得する中、セキュリティなど様々な問題が発覚し、問題が落ち着くまでGoogleハングアウトを使ってはどうですか。というものでした。
しかし、無料で使用できるという同じ条件でありながらZoomの方が参加人数だったり、便利な機能がハングアウトを圧倒していました。
しかもZoom 5.0という様々な問題をクリアするためのアップデートを5月中に実施されることになり、やっぱりZoomかなと思い始めていた矢先、GoogleがZoomと真っ向勝負を仕掛けてきました。

Google Meet
出典:Google Meet

Google3つのビデオ・コミュニケーションサービス

Googleはビデオ会議用のツールとしてハングアウト以外にDuoとGoogle Meetを持っています。
そのツールの中の最上位がGoogle Meetになります。

Google Meet
出典:Google Meet

ただこのGoogle MeetはG suiteという法人向けのサービスの中の有料の機能として用意されていました。
Google Meetになると参加人数が最大250人やGoogleのアカウントを持っていなくてもビデオ会議に参加できるなどZoomと比べても遜色ない使用ができるようになっていました。

Google Meet
出典:Google Meet

ただGoogle Meetはあくまでも法人向けを想定していて会議を主催できるのは、あくまでも有料会員に限定されていました。

そんな中、GoogleはZoomに対抗する形でGoogle Meetを無料で個人ユーザーでも使用できるように解放することに踏み切りました。
実施は5月初旬以降からのようですが個人ユーザーでも最大100名までの会議を開けるようになりました。
ただし条件としてGoogleアカウントが必須になっています。

個人向けGoogle Meet

・最大の接続時間は60分(9月30日までは24時間まで延長可能)
・招待する場合は相手がGoogleアカウントもしくはG suiteアカウントにログインしていること
・PCからの画面共有機能
・最大16人を同時表示できるレイアウト機能
・iPhone、Androidスマートフォン対応アプリ

気になるセキュリティ対策ですが

・会議室を開設する時、相手側のGoogleアカウントが必須
・数字とアルファベットを掛け合わせた約100兆通りの会議コード発行
・招待していないユーザーは開始15分前までアクセス不可

と対策を徹底しているようです。

Google Meet
出典:Google Meet

個人向けGoogle Meet使用方法

使用方法はGmailやGoogleカレンダーから起動し、最大参加人数は100人です。
モバイルの場合はMeetアプリを使用します。
ただ、ハングアウトでは使用できるチャットがGoogle Meetでは使用できません。