【史上初】AppleがWWDC20完全無料オンライン開催!

2020年5月8日 (更新日:2020年5月8日)

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【史上初】AppleがWWDC20完全無料オンライン開催!

Appleは開発者向けカウンシルWorld Wide Developers Conference 2020を史上初、オンライン形式で6月22日から開催することになりました。

WWDC20
Source: Apple

オンラインで開催することにより参加者は史上最高の2,300万人で155以上の国と地域にわたる開発者コミュニティに向けた壮大なセッションとなります。
毎年6月の風物詩的としてIT関連のニュースサイトの記者が速報を現地から届けてもらってましたが今回は世界同時配信になっています。

様々な発表イベントが軒並み中止

恒例となっていた米国California州サンノゼ、マッケナリー・コンベンションセンターでのイベント中止は新型コロナウィルス感染拡大を懸念してのことです。
これはAppleだけではなく、

FacebookのF8、

GoogleのI/O 2020、

MicrosoftのBuild 2020

も同様の理由で中止になっています。
アップルの公式発表では今年で31年目となったWWDC初の「消費者、マスコミ、開発者向けのコンテンツが満載された新しいオンライン形式を採用」とのことです。

2020はオンラインWWDC

そしてAppleは現在の世界の状況を鑑みてオンラインでのKeynoteとセッションを含むプログラムをWWDC 2020を通して新しい学習体験を世界中の開発者コミュニティに提供する。と意気込みを語っています。
さらに公式リリースで「数百万人の創造的で革新的な開発者が、iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSの将来に早期アクセス」とあり、各OSの発表が予想されています。
ここ数年、アップルの発表はハードウェアはウェブサイト上でこっそり発表して、ソフトウェアやサービスを大々的に発表する傾向になっています。
2020において発表が予想されていた、MacBook Air、iPad Pro、MacBook Proは既に発表されていますので何か隠し球のハードウェアがあるのか?
それも楽しみになってきました。
詳細なWWDCイベント情報はEメールやApple developerアプリ、Apple developer Webサイトを通じて6月までに情報提供されるとのことです。

Swift Student Challenge

またAppleは世界各国の学生を対象として、WWDCに参加する機会を提供するスカラシップ(参加費や諸経費を援助)を実施してきましたが今年はプラス、Swift Student challenge、いわゆるSwift playgroundsを提出するコンペティションが開催されます。
すでに応募可能で締め切りは5月17日になっています。

Swift Student Challenge
Swift Student Challenge

この締め切りまでに世界中で開発に取り組んでいる学生を対象にSwift playgroundで開発したゲームを体験するシーンが募集されています。
優秀作品には入手困難なWWDC20ジャケットとピンバッジのセットが進呈されます。

初の試みと聞くと楽しみになってきました。