Adobeカメラアプリ新登場 Photoshop Cameraが配信スタート

2020年6月14日 (更新日:2020年6月14日)

Adobeカメラアプリ新登場 Photoshop Cameraが配信スタート:Adobeカメラアプリ新登場 Photo...


Adobeカメラアプリ新登場 Photoshop Cameraが配信スタート

仕事道具でお世話になっているAdobe Photoshop。
そのAdobeからスマホ・アプリとしてPhotoshop CameraがAndroid版、iOS版の配信を始めています。
iPhoneのApp Storeではおすすめ新着アプリとして取り上げられています。

App Store

このアプリはAdobeが独自に開発したAIテクノロジー「Sensei」を使って、自動的に被写体を分析し、撮影した写真にどのフィルターやエフェクトが最適か判断し芸術的な加工を施せるようになっています。
アプリ内で用意されているレンズやフィルターは80種類以上用意されていて著名なアーティストやインフルエンサーが考案したもので瞬時にアート・フォトグラフィが出来上がります。

App Store PsC

また画像エフェクトに関してはPhotoshopが得意としているところでもっと早くアプリが提供できても良さそうですが、やはりPhotoshopの画像演算処理を動かすにはスマホで使用されているプロセッサのパワーがPC並に強力でなければ普通に使えないでしょう。

Adobe Photoshopは素晴らしいアプリケーションだが使用環境もハイエンド。Photoshop Cameraはどうか

MacBook ProでさえAdobe製品はものすごくCPUとバッテリーを酷使します。
常時電源を接続しているiMacでは気になりませんがMacBookでIllustratorやPhotoshopを使ってると「え!もうバッテリー残り50%!」は日常の風景です。
ということはスマートフォンで採用されているプロセッサがPC並に進化していることが伺えます。

Photoshop Camera使ってみよう

使い方は至って簡単。
アプリを開くとイントロが始まりますが「イントロをスキップ」をタップして飛ばします。

PsC イントロをスキップ

インストラクションも「スキップ」。

PsC インタラクション・スキップ

アプリを使用する前にAdobe ID、Facebook、Google、Appleいずれかのアカウントでのログインを求められますので好きなアカウントでログイン。

PsC ログイン

Ps Cameraがカメラへのアクセスを求めてきますので「OK」をタップ。

PsC カメラへのアクセス

Ps Cameraが位置情報の使用の許可を求めてきますのでお好みで。
そしてカメラが立ち上がります。
起動したばかりでは特にフィルターやエフェクトはかかっていません。
左下部に「タップしてレンズを選択」が現れますのでタップ。

PsC タップしてレンズ選択

すると画面下部にレンズの選択肢が並びます。

PsC レンズの選択

エフェクト

リアルタイムでエフェクトを確認しながら撮影できます。
他の有名どころの自撮りアプリでも同じような機能がありますが、人物と背景を分離してエフェクトをかけることができるようです。
それによって奥行きのあるエフェクトが楽しめます。

PsC エフェクト

自動色調補正

アプリの自動色調補正によりリアルな自然光を再現し光と影の差が極端に大きくなることを防ぎます。

コンテンツに応じたレンズ

Photoshop Cameraはレンズというエフェクトの詰め合わせを用意しています。
撮影したらそのエフェクトの詰め合わせレンズのどれが最適かアプリ側が判断してピックアップされます。

ポートレート自動補正

フェイスライト機能は極端な影が出ないよう明るさを最適化しています。
グループで自撮りをした場合でも人の配置を認識して、歪みを補正し、ボケ機能を使うと簡単にぼかし効果を適用できます。

レンズの随時更新、追加

新しいエフェクトはレンズとして随時選択可能なバリエーションとして追加・保存することができます。
レンズはAdobeへクリエイター登録すると自分でも作成流布することができますので今後「レンズクリエイター」が誕生するかも。

ダウンロード:Android / iOS