【2021版アップデート】Adobe Creative Cloud

2020年10月25日 (更新日:2020年10月25日)

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【2021版アップデート】Adobe Creative Cloud

10月20日にAdobe Creative Cloudが2021バージョンにアップデートされました。
現在OSを無謀にもmacOS Big Surを使っております。
当初macOS Big Surに上げたすぐはMicrosoft Office(特にExcel)を動かすと予期しないエラーで止まったり、保存するとフッとファイルが消えたり(保存されず)、「しょうがない。誰も悪くない。」と自分に言い聞かせながら我慢強く作業を続けていました。
Adobeも、もれなく特にIllustratorで保存するとフリーズを繰り返していました。
現在ではmacOS Big SurやMicrosoft Office、Adobeが交互にアップデートを繰り返し、作業に支障がないまでになりました。
そんな中でアップデートされたAdobe Creative Cloud 2021。
現段階では特に支障もなくAdobeも仕上げてきています。

Illustrator v 25.0

イラレ使い続けて20年。
さまざまな便利機能が毎年、追加されていますが基本Illustrator 10を使ったことがあれば20年ブランクがあっても2021は使えます。
基本的な機能は20年の時を経ても変わらず機能しているのと同時にAdobeのDNAの継続性は一貫しています。
今回の機能追加は

Illustrator v 25.0

・オンラインでのドキュメント管理に対応、これはiPad版との同期も可能です
・画像やカラーパレットから色を自動抽出する機能の追加
・文字配置機能の強化、これはAdobe Fontsにも対応しています
・字形スナップの配置をスマート化

などです。

待望のiPad版 Illustrator v 1.0

そして今回待望のiPad版Illustratorが発表されました。
バージョンは記念すべき1.0。
デスクトップ版のIllustratorのバージョンで最古は8をかろうじて触ったことはありますがiPad版で最古確定のIllustrator 1.0も使ってみたい。
ということでiPad Pro買わねばなるまい。
機能はコアツールキットにプラス、1万8千のフォント、放射状・グリッド・ミラーなどのリピートツールといった新機能が追加されています。

Illustrator v 1.0

Photoshop v 22.0とiPad版 Photoshop v 2.0

デスクトップ版ではAIプラットフォームAdobe Senseiの新機能が追加されました。
一つは上部メニューの「編集」の中に入っている「空の置き換え」です。
特に空を選択することなく、メニューの中で空の写真を選ぶことで簡単に空を変更できます。

Photoshop v 22.0
Photoshop v 22.0

そして、上部メニューの「フィルター」の中にある「ニューラルフィルター」もAI機能によるレタッチ機能になります。
デフォルトでは全てオフになっていて利用する場合はスライダでオンにするかフィルタをダウンロードする必要があります。
スマートポートレートがすごいですね。
悲しげなおじさんを笑顔にしてみます。

Photoshop v 22.0
Photoshop v 22.0

すごいですね。
コピー元も無しに歯が生えました。
今回の新機能追加や改善点です。

・ニューラルフィルター(AIを活用した新フィルター)の実装
・空を好みの色に置き換える機能の実装
・学習メニューとヘルプの機能強化(ツールの機能デモを見てから、そのツールを表示中のプロジェクトにそのままできるように)
・同一Adobe IDで利用しているアプリ(iPad版を含む)とのプリセット設定の同期
・繰り返しパターンの自動プレビューに対応

また、昨年発表されたiPad版 Photoshopもバージョン2になって機能追加や改善が施されています。

iPad版 Photoshop v 2.0

・PSDファイルのサイズや解像度、サンプリングの変更機能の実装
・「Behance」(Adobeのコミュニティ)からのコンテンツ検索に対応
・作品の作成過程をBehanceでライブ配信する機能の追加
・iPad版Lightroomとの相互連携

source:Adobe MAX 2020