PhotoshopがM1チップにネイティブ対応!そして半導体不足が直撃

2021年3月14日 (更新日:2021年3月14日)

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PhotoshopがM1チップにネイティブ対応!そして半導体不足が直撃

去年から今年にかけて半導体不足が深刻になってきました。
最初はニュースでEV自動車やAI家電で半導体需要が増加することで半導体供給が不足し、製品を減産しなければならない状況に陥っています。
そして今度はPCの世界でも世界的半導体不足の影響が出てきました。
会社で2月1日にMacBook ProとDELLを発注したのですがDELLが3月過ぎても納品の目処が立っていません。
代理店に問い合わせると米国工場の段階で生産が滞っている状態で明確な納期の返答がないとのこと。
嘘だろ。
MacBook Proは2月後半早々に到着。
自分が使ってるコンピュータはMacBook ProなのでDELLチームを心配するふりしながら、スケジュール通り納品されてほっと一息。

ただ、AppleのM1チップは自社製とは言いながらも設計しているだけで実際の生産は台湾のTSMCに委託生産しているので今後、M1チップ搭載Macも納品日が滞るのではないかと心配になってきました。

Adobe PhotoshopがM1チップに正式対応

やっとPhotoshopがM1チップ正式対応になりました。
Adobeからの発表で今までRosetta2でエミュレートしなければ使えなかったPhotoshopがM1チップにネイティブ対応したとのこと。

M1ネイティブ対応Photoshop


ファイルの開封や保存、フィルターの適用をはじめ、コンテンツに応じた塗りつぶし、被写体の選択など重い作業の平均パフォーマンスが約1.5倍向上しました。
しかし今回のネイティブ版に対応しきれていない機能があって、クラウド上での作業である「編集に招待」「プリセットの同期」などの新機能はM1チップにネイティブ対応していないようです。
どうしても使う場合はRosetta2エミュレートすることになります。

M1ネイティブ対応Photoshop

他にPhotoshop iPad版に新しくクラウドドキュメントのバージョン履歴サポートと、オフライン作業対応が追加されています。
また、Adobe Camera Rawプラグインでより高解像度な画像拡大を可能にするスーパー解像度へ対応しています。

M1ネイティブ対応Photoshop

様々なレビューでM1チップ対応のPhotoshop ベータ版の圧倒的パフォーマンスが報告されていました。
いよいよ正式版で使うことができます。
PhotoshopアップデートでM1対応版が利用可能です。

source:Adobe