Google I/O 2022 新機能発表

2022年5月14日 (更新日:2022年5月15日)

Google I/O 2022 新機能発表:Google I/O 2022 新機能発...


Google I/O 2022 新機能発表

米国Googleが自社のカンファレンスであるGoogle I/Oを開催しました。
日頃使いまくっているGoogle mapsやYouTube、Google Meetなどの新機能が発表されました。
Google I/O 2022のキーノートはライブで行われました。
しかも観客を入れてのライブでピチャイCEOも心なしか緊張しているようでした。
しかし、オーディエンスの反応を見ながら進むキーノートはオンラインで見ている方も楽しくなりました。
それにしても会場では誰もマスクしてませんでしたね。
それに比べてAppleのWWDCは今年もオンライのみでの開催。
キーノートも録画でしょう。

Google I/O 2022 新機能発表

Google Mapsの進化 Immersive View

今回のGoogle Mapsはニューラルネットワークを駆使して衛星画像より大型建造物を検出、AIの進歩によって遠隔地や農村地域のマッピングが可能になっています。
そして更なる新機能としてImmersive Viewが発表されました。
これはストリートビューと航空写真を融合することで、ドローンによる映像のような表現が可能になります。
まずは2022年後半よりロサンゼルス、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、東京から開始されます。
ほかGoogle Mapsではすでにアメリカとカナダに展開している運転ルートにおける最も燃費がよいルートを表示する機能を2022年後半にもヨーロッパに展開予定。
すでにGoogle フライトでは、炭素排出量の少ないルートを提案する機能が追加されています。

Google I/O 2022 新機能発表

YouTubeモバイル版で自動翻訳機能が追加

YouTubeでは、キャプションの自動翻訳機能をモバイル版でも利用可能になります。
これにより、視聴者は16カ国の言語で自動翻訳されたキャプションを利用することが出来、より簡単に世界中のビデオコンテンツにアクセスできるようになります。

Google Meetの映像の品質が向上

Google Meetは、オーディオおよびビデオの品質改善が継続して行なわれています。
機械学習による画像処理ですべてのデバイス上で動作するGoogle Meetの画質が向上することになります。
また、スタジオ品質の仮想照明も導入され、ライトの位置と明るさを調整できるため、暗い部屋や窓の前に座ったままでもクリアに人物を認識し表示可能になります。

Google I/O 2022 新機能発表

Google ドキュメントの自動要約機能がGoogle チャットなどに展開

Google ドキュメントには機械学習モデルを使用して単語を自動的に解析し、要点を抜き出し、テキストの要約をする自動要約機能が導入されています。
この機能を数カ月以内にGoogle チャットにも展開することが発表されました。
利点としてはチャットのダイジェストとして、主要なハイライトの振り返りができるようになります。
さらに、Google Meetにも、見逃した重要な会議に追いつけるように文字起こしの要約機能を導入するようです。

Google 翻訳に24の言語が追加

リアルタイム翻訳として重宝しているGoogle 翻訳では、新たに南北アメリカ先住民の言語を含む24の言語が追加されました。
利用可能になったのは、アッサム語、アイマラ語、バンバラ語、ボージュプリー語、ディベヒ語、ドーグリー語、エウェ語、グアラニー語、イロカノ語、コンカニ語、クリオ語、クルド語(ソラニー)、リンガラ語、ルワンダ語、マイティリー語、マニプリ語、ミゾ語、オロモ語、ケチュア語、サンスクリット語、セペディ語、ティグリニャ語、ツォンガ語、トウィ語となっております。
とまあ、試したいところですが、身近にこの言語の本も無いし、もちろん喋れる人も居ないし、ネットで調べるのも一苦労のようです。
今回の追加で世界中で使用されている合計133の言語をサポートされます。

source:Google I/O