シン・ウルトラマン 特報が凄くて映画館へ

2022年5月23日 (更新日:2022年5月23日)

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シン・ウルトラマン 特報が凄くて映画館へ

シン・ウルトラマンのYouTube特報でスペシウム光線の描写が滅茶苦茶凄かった。
それが理由で、朝イチで見に行ってきました。
まず、何の予備知識が無くてもウルトラマンを知らなくても全く問題はありませんでした。
宇宙人との第一種接近遭遇から第九種接近遭遇まであります。
出会いから交流まで初見でも十分映画は楽しめます。
映画を見た感想としては、全く損はない。お薦めしたい映画です。
シン・ウルトラマンはシン・ゴジラの庵野秀明監督と樋口真嗣監督がタッグを組まれている作品である為、深読みされた映画評が溢れています。
「不安的中」とか「賛否両論」や初代ウルトラマンやウルトラQへのオマージュなどマニアックな論評が多いですが、個人的には観客ターゲットが違うと感じました。
シン・ウルトラマンは小学生を中心にしたファミリー層をターゲットにした内容になっていて、ジブリアニメで言うと「天空の城ラピュタ」に近いと感じました。
何かと登場人物の心の声がダダ漏れになっています。
禍威獣の歴史もウルトラQからオマージュも交えながら丁寧に説明されていましたから、禍威獣が突然出て来たのでは無く禍特対の創設理由がわかる展開が分かりやすかったです。

シン・ウルトラマン 特報が凄くて映画館へ
シン・ウルトラマン

山本耕史の礼儀正しい悪役が胡散臭くて良い

シン・ウルトラマンの個人的なハイライトが山本耕史と日本政府、斎藤工との居酒屋の場面でした。
自分は宇宙人(外星人)をカミングアウトしながら怒濤の諺ラッシュが笑いを誘います。
同じ宇宙人(外星人)の斎藤工は「地球が静止する日」で宇宙人役のキアヌ・リーブスに所作が似ていました。
人間らしくない味方の斎藤工と人間らしい敵の山本耕史との掛け合いが本当に面白かったです。
そして山本耕史の日本政府との友好の目的が、その笑顔とは裏腹にとても恐ろしくてウルトラマンが居て本当に良かったです。

ウルトラマン登場がめっちゃカッコいい!

特報にもありましたが、ウルトラマンの降着が滅茶苦茶カッコいいです。
銀色の巨人は佇んでいるだけで絵になります。
禍威獣との戦いは円谷リスペクトで軽いプロレスになっていたのが個人的には残念でした。
折角、CGで制作されているので体重35,000トンの重厚なプロレスが見たかったところ。

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シン・ウルトラマン

長澤まさみとは友情なのか恋愛なのか

長澤まさみとウルトラマンとは友情とか信頼よりも、ウルトラセブンのモロボシダンとアンヌ隊員との恋愛に近いと思いました。
また結末は次に繋がるような話になっていて全体を通して分かり易いストーリーになっています。
家族連れで見るファミリー層をターゲットに作られた映画で楽しく見れました。

source:シン・ウルトラマン