Adobe Illustrator CC を使ってロゴタイプを簡単作成

2020年7月19日 (更新日:2020年7月19日)

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Adobe Illustrator CC を使ってロゴタイプを簡単作成

Adobe Illustratorを使うと簡単にロゴタイプを作れるというお話です。
Illustratorの数ある効果の中でエンべローブ効果というものがあります。
エンべローブは作成したオブジェクトを変形したりリシェイプしたりすることができます。
テキストとオブジェクトを用意し、エンべローブを使って掛け合わせるとテキストがオブジェクトに合わせて図形化するため簡単にロゴタイプが作れてしまいます。

エンべローブの使い方

まず用意するのはオブジェクトとテキストになります。
オブジェクトに合わせてテキストを変形させますのでオブジェクトを上部メニューから「オブジェクト」の中の「重ね順」から「最前面へ」にしてテキストより重ね順を上にします。
そして、オブジェクトとテキストを同時に選択して、上部メニューの「オブジェクト」→「エンべローブ」→「最前面のオブジェクトで作成」でエンべローブをかけます。

エンべローブ使い方


ある程度形が決まったら「オブジェクト」→「エンべローブ」→「拡張」でテキストがパス化されますので形の調整を行うことができます。

作ってみる【LANDSCAPE】

山のオブジェクトとLANDSCAPEテキストを用意します。

ランドスケイプ

オブジェクトとテキストを選択しエンべローブをかけます。

ランドスケイプ

できました。

エンべローブの特徴として複数行のテキストより1行のテキストの方がオブジェクトの形にはまりやすいです。

作ってみる【AIRPLANE】

飛行機のロゴタイプを作ってみます。

エアプレーン

飛行機のオブジェクトそのままでエンべローブするとうまくいきません。
飛行機本体と主翼の部分と分けます。

エアプレーン

飛行機本体とテキストをエンべローブします。

エアプレーン

エンべローブした後に主翼と組み合わせます。

エアプレーン

できました。

作ってみる【FAVORITE ICON】

ハートの形をしたオブジェクトに2行のテキストをエンべローブしてみます。

ハート
ハート

ん? イメージした形と違います。
エンべローブは一つのオブジェクトに対して1行のテキストが最適化されるようです。
ですのでオブジェクトを2つに分解して1行ずつエンべローブします。

ハート
ハート

1行は上。

ハート

もう一行は下。

ハート

イメージした形になりました。

エンベローブをうまく使うコツとして、行数に合わせてオブジェクトを分解することで、イメージ通りのロゴタイプが作れるようになります。
こんなのもできます。

カメラ