大幅大量アップデート Adobe Creative Cloud

2020年6月19日 (更新日:2020年6月19日)

大幅大量アップデート Adobe Creative Cloud:大幅大量アップデート Adobe Cre...


大幅大量アップデート Adobe Creative Cloud

Adobeが6月16日、Creative Cloud内のアプリケーションの大量アップデートが開始されています。
私のCreative Cloudにも全部で5つのアップデートが一気に来てました。

Adobe Creative Cloud アップデート

PhotoshopやLightroom、Illustrator、Premiere、XDなど新機能が実装されたアップデートです。

まずはIllustratorをチェック

新バージョンからクラウドドキュメントの保存が可能になりました。
自分が作った作品をクラウドドキュメントとして保存してIllustratorがインストールされているデバイスであれば、どのデバイスでもアクセスできるようです。
アクセスはホーム画面からとCreative Cloud Web サイトから直接アクセスできます。

クラウドドキュメント

iCloudと似てますがクラウドドキュメントに保存されたファイルは修正や制作などの作業を自動でクラウドに保存されます。
これは複数のデバイスからファイルアクセス出来ますのでファイルを共有できて尚且つ最新版を使うことができます。

クラウドドキュメント
クラウドドキュメント web

クラウドにファイルを自動保存しますので、ローカルでファイルを保存しているとフリーズや急な停電などで作業内容が失われるという心配がありますが、クラウドドキュメントはクラウドに保存される安心感とローカルドキュメントよりも高速に保存されるようです。

100倍のカンバス

新バージョンから大きなカンバスサイズが搭載されました。
今まではA3サイズが定型では最大でしたので数値を入力して看板サイズの台紙を作っていましたが、定型で看板、バスの外装、アパレル、ウォールアートなどの大判アートワークが使用できるようになっています。
Illustratorの大きなカンバスサイズはドキュメントの正確性を失うことなく、また数値入力してカンバスを作るより簡単に大判アートワークが作成できます。

100倍のカンバス

この大きなカンバスはデフォルトのカンバスサイズの100倍にのぼる作業領域を備えています。
また、サイズ単位も新しい単位として大きいサイズ用の単位がドロップダウンにて選べるようになりました。
日本では馴染みがないですがフィート、ヤード、インチを指定できます。

スピーディーな開始と終了

ドキュメントの作成と保存のスピードが向上したようです。
新規ドキュメントのウィンドウ読み込みがこれまでの4倍高速化されました。
そしてドキュメントをクラウドドキュメントとして保存すると4倍高速に保存されるようです。

スピーディーな開始と終了

リアルタイム・レンダリング

リアルタイム描画機能が追加されて、描画と編集機能を有効にすることでオブジェクトの操作がライブで表示されます。
拡大縮小したり、効果を適用すると遅延なくレンダリングされます。

リアルタイムレンダリング

その他の新機能

自由変形機能の強化機能やファイル破損防止と復元が加わりました。

自由変形機能
ファイルの破損防止と復元

source:Adobe Creative Cloud