macOS MontereyとFaceTime新機能SharePlay

すでに発表されていたmacOS Montereyのパブリックベータが配信されました。
正式版は今秋。
今回もApple Beta Software Programに登録することで自己責任でインストールすることができます。
気になるmacOS MontereyがサポートされているMacは

・iMac（Late 2015以降）

・Mac Pro（Late 2013以降）

・iMac Pro（2017以降）

・Mac mini（Late 2014以降）

・MacBook Air（Early 2015以降）

・MacBook（Early 2016以降）

・MacBook Pro（Early 2015以降）

になっています。

Safariの再設計やMacとiPadの間でキーボードとマウスをシームレス化出来るUniversalControlやiOSの便利アプリのショートカットがMacでも利用可能という新機能の中で目に付いたのがFaceTimeの新機能「Share Play」です。

FaceTime TV

通話している相手と音楽や映画をリアルタイムで楽しめる「Share Play」はFaceTimeの画面共有機能で映画やテレビ番組をストリーミング再生中にも相手と会話を始めれば自動的に音量が調整され会話しながら見れるようになっています。

FaceTime ミュージック

ミュージックも共有されるようでFaceTime上で再生されたアルバムは同期されFaceTime通話に参加していれば次に再生される曲を見れたり、共有された再生リストに曲を追加できるようです。

FaceTime シェア

画面シェアも追加されました。
画面全体や特定のアプリだけを相手と共有できるようになったのは遅ればせながらGoogle MeetやZOOMと並びました。

FaceTime オーディオ

空間オーディオ機能も追加され、FaceTime通話に参加している相手の声が表示している画面の位置から聞こえるようになっています。

FaceTime マイクモード

マイクモード機能は「声を分離」で周囲のノイズを最小限に抑え自分の声を全面に押し出してクリアに聞こえるようになります。
また「ワイドスペクトラム」で全ての音が抑制されずに聞こえます。

FaceTime グリッド

グリッド表示機能はFaceTime通話に参加している人が同じサイズのタイル状に表示され、発言をしている人が自動的に強調され発言中の人が一目でわかります。

FaceTime ポートレートモード

ポートレートモード機能はiPhoneのポートレートをM1チップ搭載Mac限定でビデオエフェクトとして追加されました。
一眼レフのように人物にフォーカスされ背景がぼかされます。

FaceTime リンク

FaceTimeリンク機能は招待をしやすくする機能です。
招待をするために作ったウェブリンクはメッセージ、メール、Gmailなど参加メンバーと共有できることになり、ミーティングが始まる時間を正確に知らせることができます。
これはWindowsやAndroidにもFaceTimeリンクを送ることができ、他社製デバイス上でもFaceTimeがエンドツーエンドで暗号化されプライバシーを守りながら通話できるようです。